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「無断転載」について?回顧(2)

阿檀さんのグレイを求めて、白い石を置く ? トンコ氏への私信へのお返事をしながら、ヤフーブログを回顧しブログに関する考え方を整理する、できればわたしが参考にしてきた麦さんのブログの種を多くの人に読んでもらいたい、という欲張り企画の第二回目は「無断転載」についてです。

05年8月、転載機能は危険!を皮切りに麦さんは転載機能に関するシリーズ記事を連載します。転載機能の危険性を多くのユーザーに知らせ、ヤフーには機能の撤廃を求めながら当面は転載機能を使わない運動として、「転載機能追放ストライキ」を呼びかけられました。これを契機にしたユーザー間の議論を通じて、また投票機能を使ったアンケートで撤廃より改善存続の意見が多かったこともあって、記事内容は機能撤廃要求から機能改善とユーザー・モラルの向上を目指す方向に変化します。(参考「転載機能追放ストライキ」について )05年8月の麦さんの一連の転載問題に関する記事は、転載機能の問題書庫にまとめられているので、転載問題に関心のある方は、コメント欄も含めてぜひご一読いただきたいと思います。

さて今回注目したいのは、「無断転載」について当時の議論ではどう認識されていたかということです。参考になるのは、転載のモラル・マナーです。

この記事では転載元の考慮すべきこととして、
(1)転載「可」「不可」を熟慮する。
(2)「転載可」にするなら,著作者名・転載条件を明記する。
転載先が配慮すべきこととして、
(1)転載したことを転載元に知らせる(原則的には許諾を待つ)。
(2)転載記事の公開レベルを熟慮する。
(3)最初のコメントに「転載情報」と「お願い」を明記する。
ということが提案されています。コメント欄でのやりとりでも、記事作成側(転載元)の責任と、転載する側の元記事への敬意や配慮の必要性といったことが確認されています。「転載可」になっているなら無条件かつ無断で転載されて然るべきなどという認識はそこにはありません。

わたしは、阿檀さん・FDさん・わたりとりさん達と「転載ボタン」の法的意味について検討してきた目的を、転載機能の危険性と著作権法・民法上の位置づけの曖昧さを浮き彫りにし、速やかな機能撤廃に役立てるためと認識しています。あくまでヤフー側に物申すための議論ということです。議論のための議論、神学論争ではなく、ましてや「転載機能を使用した無断転載は無条件に法的問題なし」と結論付け、無断転載とユーザー間トラブルに拍車をかけるためでは決してありません。

ヤフー・ブログを実際に利用する中で転載機能の疑問点に気づいたり、その危険性に対する認識を深めたりしてきた方々(わたしもそうです)と、最近の転載問題をきっかけに発言したりテスト・ブログを開設した方々と、どうも基本的なところで温度差があるような気がします。転載機能のない他社ブログ(要はヤフーとCURURU以外)で、引用の範囲を超えて他人の記事を転載利用するとき、麦さんが示した転載許諾を待つ、元記事情報を明示するなどの手続きは至極当然に考慮されるべきものでしょう。法律面でも心遣い・マナーという面からも、元記事作成者(著作者)の権利・意思は十分に尊重されなくてはなりません。何故転載機能が装備されたブログの利用者だけが、その権利と意思を無視されて良いのですか。転載ボタンの存在にそれほど重みを与える必要がどこにあるのでしょうか。

以前も書きましたが、元記事が転載可にしてあって、かつ転載条件が明示されていなければ、法律的には転載を黙許していると見なされても文句は言えないとわたしは思います。しかし、だからといって転載ボタンが「可」なら、なんだってどこにだって転載してよいとは思えません。転載条件が書いてあるのに無視して良いはずもなく、機能やブログそのものに不慣れな人、うっかり転載不可にし忘れた人が無断転載されて当然だとも思えません。そもそも、法律以前に「他人の記事・他人の文章を大切に扱う、敬意をはらう」態度があれば、無断転載などできないでしょう。無断転載に慣れてしまった人には、転載機能の危険性を伝えると同時に、現状のままで機能を使う場合のモラルやマナー、他人の文章に対する配慮といったことを知ってもらう必要もあると思います。

転載機能について考えるとき、その特異性に引きずられて、ブロガーとしての当然の配慮や心遣いが忘れ去られないようにしたいものだと思います。


■ヤフー・ブログ回顧シリーズ
「 自分で書く自分の宝 」?回顧(1)
「無断転載」について?回顧(2)


追記 
わたりとりさんが新記事Y!B 天災機能(14)で記事作成側・転載側の覚悟について書かれていますのでトラックバックを追加します。あわせてぜひご一読お願いしたいと思います。


元記事 http://blogs.yahoo.co.jp/tonko_hard/27314566.html
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