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「盗作」と転載機能

ちょっとしたきっかけがあってYahoo!ブログでの記事「盗作」騒動を知った。あまり○○侵害だ!□□違反だ!と言ってまわる趣味はないのだが、その記事が【転載可】となっているのを見て、いたたまれずに当該ブログにコメントしてきた。

はじめまして。わたし自身、著作権や転載機能の問題について考えることが多いので、コメントさせていただきます。

「盗作」記事の一つ、「○○○」が、まだ【転載可】のままで公開されていますね。早急に削除するか、資料として公開するのなら【転載不可】に設定し、経緯の説明と謝罪の文言を追記することを強くお薦めします。転載機能は便利なようですが、著作権侵害などの不法行為や誤情報を拡散するパワーがあります。このさい今後は転載機能を使わないという選択をされることも、あわせて強くお薦めしたいと思います。

いわゆる【盗作】は著作権法では、著作者名詐称複製物の頒布(121条)、もしくは出所明示義務違反(122条)に該当すると思います。著作権法違反は基本的に親告罪ですが、こういった盗作は例外的に非親告罪とされている行為の一つです。つまりそれだけ意図的で悪質な行為と捉えられているのだと思います。他人の書いたもの・作ったものを自分の作品のように見せかけるのは、ちょっとしたミスという種類の行為ではありません。
■参考http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/07071010/003.htm
記事タイトルに「弁明」とありますが、弁明とは説明や言い訳という意味ですので、はっきり「謝罪」とした方かよいと思います。それから、最後の4行はご自身の「盗作」行為とは直接関係のない文言です。2つの「盗作」行為が明るみに出たことの背景に、何らかのトラブルがあると拝察しますが、それはそれ、これはこれ。きちんと切り離さないと、謝罪も反省も心底からのものと受け止めづらいように思います。

以上長々と失礼いたしました。


コメント先のブロガーにはすぐに対応していただいた。特段の悪意があってのことではなさそうだし、しっかりした見識を持ったブログ仲間の方もいらっしゃるようなので、この一件に限れば事態は収束したように見える。騒動を大きくするのは本意ではない。というわけでリンクは張らずトラックバックもしない。

あらためて考えなくてはいけないのはやはり転載機能だろう。cururuが2007年6月にスクラップ機能を撤廃した今、他人のブログ記事を転載する機能を実装し続けているのはYahoo!ブログのみとなった。2007年2月の仕様変更によって、二次転載不可・記事投稿時デフォルト転載不可となり、Yahoo!ブログ内外から指摘され続けてきた転載機能の危険性は大幅に減じた。しかし、この事例のような権利侵害や、あるいは誤情報の掲載があった場合、転載機能は被害やトラブルや不幸を拡散するという負の効果を上乗せし続けるだろう。ボタン一つで他人の記事を自分のものにするという習慣は、自分自身の言葉で自分の意見や感情を表現する喜びを忘れさせ、他人の言論や表現をその人固有の人格の発露として大切に扱う感覚をマヒさせる。わたし自身もかつては転載機能を何の気なしに使っていたからこそ、今またその怖さを身にしみて実感する。やはりサービス提供者に機能の完全撤廃を求める必要があるだろうか。

straymindさんがブログパーツ紹介問題に関してすこし考えてみるで、Yahoo!ブログでの【中間ユーザー】の位置づけについて指摘している。中間ユーザーとは、いわゆるハウツー系として括られるブログのことだ。Yahoo!ブログが、「初心者」もすぐに使えるような、カスタマイズの幅が狭い簡便な仕様であり、ユーザー同士のコミュニケーションが濃密で閉鎖的になりがちな、ekkenさんの言葉を借りればSNS的要素の強いサービスであることが、中間ユーザー=ハウツー系ブログの位置を高め、またハウツー系が転載機能の積極的使用者となっているという事実に注目せざるをえない。

いろいろ繫がってきたので、また次回に続く。。

元記事 http://blogs.yahoo.co.jp/tonko_hard/44652739.html
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