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三枚橋駅(東武桐生線)

三枚橋1

三枚橋2

「駅の風景」で最初に取り上げるのは三枚橋駅。群馬県太田市にある東武桐生線の駅だ。古びた木造駅舎の佇まいにこころ惹かれる。駅の開業が1913年(大正2年)なので、その当時のまま残っている駅舎なのかもしれない。もう既に無人駅となって久しいようだが、駅は大切に使われているらしく古い割にはきれいだ。

三枚橋3

三枚橋駅は、早くから開放病棟の試みを行ってきたことで有名な三枚橋病院の最寄駅だ。統合失調症(かつては精神分裂病と名づけられていた)の患者を鉄格子に閉じ込めない精神病院。駅の利用者が病院に行く人ばかりではないのはもちろんだが、この駅を訪れるとわたしはどうしても三枚橋病院を思い出さずにはいられない。

この待合室のベンチに腰掛けて、患者と家族が幾度となく不安な会話を交わしてきたことだろう。黒ずんだ三和土に涙を落としていった人も、微笑を取り戻して電車に乗り込みこの駅を後にした人もいただろう。

薫風の吹き渡るホームから駅舎を眺める。人々の様々な思いを静かに吸引してきた駅は、今日も眠るようにそこにあった。

三枚橋4

三枚橋5

撮影日:2008年5月6日

開かれている病棟
三枚橋病院に興味のある方がいらっしゃったら、「開かれている病棟」をお読み下さい。扉に書かれた「心ならずも心病める人たちへ」という一言が、社会の保安のための精神医療ではなく、一個の人格、人としての尊厳をもつ患者のための精神医療を目指すことを端的に示していると思います。

言いたいことは山ほどある気がする、でも、言いたくないこともまた山ほどあるような、そんな夜更けに記しました。

元記事 http://blogs.yahoo.co.jp/tonko_hard/41991844.html

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