Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

イージーライダー

ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが作ったあまりに有名なロード・ムービー。アメリカン・ニュー・シネマを象徴する作品の一つ。

ハンドルが高い位置にあるバイク(チョッパーっていうの?)で旅をするキャプテン・アメリカ(フォンダ)とビリー(ホッパー)。途中ヒッピーのコミューンに立ち寄ったり、留置場で知り合った飲んだくれの弁護士ジョージ(ジャック・ニコルソン)を道連れにしたりしながら、ニューオリンズのマルディグラを目指す。しかし南部の保守的な人々に白い目で見られ、野宿中に襲撃されてジョージは撲殺される。さらにビリーとキャプテン・アメリカも。。。

この映画を見たのは2回目。最初のときは音楽のカッコよさとラストの衝撃(ムカついたな?!)だけが残って、ストーリーとかちょっと忘れてしまっていました。今回はビリーのセリフの意味がよく分ったな?。アル中で放蕩息子なんだけど一応弁護士なのでインテリなのね。「奴らは自由についてはおしゃべりはするけど、本当に自由な人間が怖いんだ」自分が自由でないことに気づかされることを恐れているから、ヒッピーやら長髪やら小汚い服装に敵意を抱くということなんでしょうね。時代性を差っ引いても、この「敵意」「反感」はしぶとく残り続けていると思う。アメリカだけじゃなくね。

娼婦と一緒に墓地でラリってるシーンも斬新でした。前はなんだかよく分らなかったけど。子どもだったからかな。このシーンだけは、脚本も未完成で、ちゃんとしたカメラマンもいない状態でワイワイ撮影されたらしい。それがあのキテレツな映像を生み出したと思うとおもしろい。無計画と混沌の状態ではフィルムが完成しない、こりゃダメだということで、脚本にテリー・サザーンが迎えられる。大傑作(だと思う)「キャンディ」の作者です。あと、キューブリックの「博士の異常な愛情」の脚本とかね。カメラは結局ラズロ・コバックスが担当。この人は、民主化運動がソ連軍に潰されたハンガリー動乱の記録を命懸けで撮影し亡命した人なんだそうです。なるほどね?。

イージー★ライダーイージー★ライダー
(2006/12/20)
ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー 他

商品詳細を見る

ニューシネマは67年の「俺たちに明日はない」から始まり、76年の「タクシードライバー」で終わると思っています。映画の主人公達は、反体制的であったり、無気力であったり、怒ったり、刹那的であったりしますが、ベトナム戦争でむき出しになった「アメリカの現実」に対する、当時の多くの若者たちの心情が反映しているのだろうと思います。

また、アメリカン・ニューシネマはロックが効果的に使われているものが多いですが、とくにイージーライダーはロック抜きには成り立たないんじゃないかと思われるほど。イージーライダーといえばステッペンウルフ「ワイルドで行こう」(Born to Be Wild)。♪ぼーんとぅびーぃわーああぁあ???♪ですね。他にもザ・バンドの「ウェイト」、ジミヘンの「イフ・シックス・ワズ・ナイン」とか、画面と音楽がマッチしすぎです。

67?76年というのは、ロックの時代とほぼ重なります。クリーム、ジミヘン、ツェッペリンなどの「ロックの革命」から、パンクが登場して過去のあれこれのスタイルのコピーと組み合わせが始まる(狭義のロックが終わる)までです。76年はイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が発表された年であり、セックス・ピストルズのデビューの年です。音楽も映画も、この時期のものはわたしにとって格別の意味があるものです。いずれまた何か書くかも知れません。

元記事 http://blogs.yahoo.co.jp/tonko_hard/38484955.html
スポンサーサイト

Appendix

訪問者数

とことんトンコです

最近のトラックバック

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。